音楽関係のお仕事一覧
「音楽に関わる仕事がしたい!」
「音楽関係の仕事ってどんなものがあるの?」
音楽関係の仕事は、ステージに立つアーティストだけではありません。ライブのサポートや、PA、照明の担当など、仕事はさまざまあります。
今回は音楽業界の裏側を支える、さまざまなお仕事を紹介します。
- 【スキルアップ】音楽系の資格・検定10選
- 音楽関係の仕事に就くために、10代からやっておきたい7つのこと
- バンドオーディション・音楽コンテスト一覧【2024】
- 作曲ができる人、できない人
- 【楽器店で働きたい!】仕事内容や心構え、あると便利なスキルや面接対策について教えちゃいます!
- 音楽業界でよく聞く「ブッキング」という言葉の意味
- 音楽で生計を立てる方法を、8パターンに分類してみたよ
- 日本の有名なポップスの作曲家 30名
- 【音楽スタジオのアルバイトってどう?】仕事内容や心構え、あると便利なスキルや面接対策について教えちゃいます!
- レコーディングエンジニアになるために必要なこと
- ミュージカルオーディション一覧【2024】
- バンドマンなら知っておきたい電気の基礎知識
- くせになる音楽ブログ。おすすめ16選
- 【PA入門】ステージモニタースピーカーの基礎知識
音楽関係のお仕事
イベント制作スタッフ
音楽フェス、ライブイベントなどイベントが各地で開催されています。
企画から告知、アーティストのブッキングまで、初めから終わりまでが順調に進むようにさまざまな作業を行います。
まずはアルバイトとして、運営に関わるところからスタートします。
アーティストの人気状況や社会情勢などを加味して、入場料金の設定や会場を設定するのです。
そして、その入場料金と入るであろう観客数で計算して公演予算を算出するのです。
その見込みを間違えてしまうと、赤字になってしまうので情報収集能力や分析能力が必要となります。
もし外国人アーティストを呼ぶ時などには語学力も必要となってくるのです。
ローディ・楽器テクニシャン
コンサートなどで、楽器やアンプなどの機材の輸送・搬入から、セッティング、チューニングまでを行う仕事をローディー・テクニシャンと言います。
ミュージシャンの身の回りの世話もするときもありますが、主な仕事は、楽器の管理、修理、セット、片付けです。
参考:ローディー・テクニシャンの紹介・株式会社サウンドクルー
レコーディングエンジニア
音源を制作するのに欠かせないレコーディング作業。
楽器にマイクを立てて、録音し、音楽的なバランスや音色をコントロールして、ミュージシャンの良さを引き出し、リスナーに届く作品に仕上げるのが中心の仕事です。
機材の知識はもちろんですが、やはり経験がものをいう仕事です。
作業は長期にわたる事もあり、コミュニケーション能力や体力も必要になります。
マスタリングエンジニア
普段聴かれるメディアで、アーティスト音源、CD・ラジオなどで最終に音の品質を決めるのは、このマスタリングエンジニアの技術です。
昔は経験を積んだ職人や技術者といったイメージでしたが、現代のマスタリングエンジニアは、アーティストにより近い感覚を持つ必要があります。
よりクリエーター的要素が強く要求されるようになってきました。
安価なデジタル機材が広く使われるようになり、音楽づくりのプロフェッショナルと天津亜の境目がマスタリングに大きく左右されてきています。
同時に、マスタリングエンジニアのスタンスも重要視され、特に海外では早くからマスタリングエンジニアはレコーディングエンジニアに勝るとも劣らない高い評価を得ています。
参考:ビクタースタジオ採用案内
アーティストマネージャー
アーティストを支える裏方として欠かせないマネージャーの存在。
スケジュール管理をはじめ、細かい業務からメンタル面のケアまでさまざまなことをします。
——この仕事をしていていちばん嬉しかったことはなんですか。
アーティストをほめられるとき。お客さんには“大好きです”って言われたりとか、関係者の人に“すごくいいアーティストですね”ってほめられるときかな。
“おもしろいですね”って言われてるメンバーを見てるとか。
単純にそういうことかもしれないです。
ゴールデンボンバーマネージャー 所恵実さんインタビュー
A&R
A&R(エーアンドアール)とは、レコード会社の中の職務の一つです。
Artist and Repertoire(アーティスト・アンド・レパートリー)を略してA&Rと呼ばれています。
アーティストの発掘から契約、育成に至るまで、そのアーティストにマッチした楽曲の提案・企画、制作、宣伝などを担当しています。
制作を行なわない場合や、制作部門を持たないレコード会社のA&Rは音楽プロダクションなどの社外で制作された原盤の発掘と契約、宣伝に関わります。
また、製造と流通部門を持たないレーベル型のレコード会社や音楽プロダクションのA&Rはアーティストの発掘、育成と制作、宣伝に関わるケースが多いです。
A&Rになるためには?
A&Rという仕事は、特別な資格が必要だったり、特定の学部を卒業していなければなれない職業ではないようです。
基本的にはレコード会社や出版社などの社員が就く職業ですので、まずはレコード会社などへの就職を目指すところから考えると良いと思います。
大手レコード会社の公式サイトで、採用情報のページなどを見てみると、実際にA&Rの仕事をしている人のインタビューが掲載されていることがありますので、そういったものも参考にしてA&Rという仕事のイメージを固めていってみると良いでしょう。
そうすれば、自然にA&Rになるのに必要な能力といったものが見えてきて、それらの能力を鍛えるのに向いた進路を考えることができると思います。
A&Rは才能のあるアーティストの発掘・育成や楽曲の発掘・制作などを担当する仕事であるため、音楽に対する幅広い知識と世間の流行に対する鋭敏な感覚とが必要とされます。
また、仕事柄、様々な人と出会い、交渉することが多くなりますので、学生時代にサークル活動やゼミ活動などを積極的に行って、コミュニケーション能力を磨いておいても良いでしょう。