【スキルアップ】音楽系の資格・検定10選
「音楽が大好きだから音楽にまつわる仕事をしたい!!」そんなふうに考えている音楽好きの方は少なくないのではないでしょうか?
音楽にまつわる仕事と聞くと、真っ先にミュージシャンを思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。
楽器の先生、楽器の販売やメンテナンス、レコーディングエンジニアや音響スタッフ、ライブハウスやスタジオのスタッフなど、音楽にまつわる仕事はさまざま。
そうしていろいろと調べていると、「働くためになにか資格がいるのかどうか」が気になる方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、音楽関連の資格や検定を紹介していきますね。
音楽業界では資格を持っていなくても働ける場所も多いですが、資格を取得したり検定を受けて知識を蓄えることは決して損にはなりません。
ぜひあなたの興味のある資格や検定に挑戦し、スキルアップを目指してください。
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もくじ
音楽関係の資格・検定10選
ピアノ調律技能士
ピアノ調律技能士は、厚生労働大臣から認可された社団法人日本ピアノ調律師協会が実施する資格で、ピアノの調律に関する技能を一定の基準により検定し、国として証明する技能士資格です。
ピアノ調律技能検定試験は1級、2級、3級の3種類があり、どの等級からでも受検できます。
ただし、受検に際しては各級ごとに受検資格があります。
ピアノ調律師を目指すのであれば必須の資格です。
ヤマハ音楽能力検定制度
ヤマハ音楽能力検定制度とは、通称「ヤマハグレード」と呼ばれているもので、耳にしたことがある方も多いでしょう。
ヤマハグレードには、ピアノレッスンに通っている生徒の方などの学習者が受ける演奏グレードと、講師の方や講師を目指す方が受ける指導グレードなど、さまざまな難易度の級が用意されており、幅広い年齢やスキルの方が挑戦できます。
演奏関連の資格では国内でも最大とも言えますので、とくに指導者を目指す方は挑戦してみるとよいでしょう!
日本音楽能力検定
一般社団法人日本音楽能力検定協会によっておこなわれている音楽に関する検定試験です。
ギター検定、ピアノ検定、ボーカル検定といった楽器や歌に関する検定から、楽譜読み書き検定のように音楽を演奏する上で欠かせない能力に関する検定まで、幅広い検定試験が用意されています。
それぞれの検定で1級から5級まで用意されており、子供から大人まで自身のレベルに合わせて挑戦できるのもうれしいポイントですね。
ご自身の演奏上達のための目標にするのはもちろん、この検定を活かして他の演奏者との差別化を目指してみましょう。
MIDI検定試験
MIDI規格とは、日本の電子楽器メーカーが、海外のメーカーとともに協議し実現した世界共通の規格のことです。
MIDI検定とは、MIDIを理解し活用できる人材育成のための認定制度です。
4級、3級、2級があり、DTMやコンピューターミュージックにとって必要な知識が得られます。
参考:MIDIが良く分かる。バンドマンのためのDTMの基礎知識
サウンドレコーディング技術認定試験
サウンドレコーディング技術認定試験は、「音楽的な素養」というソフト面と「機器操作・技術的な素養」というハード面の両方を基礎から学び、日本音楽スタジオ協会において、優秀で感性豊かなエンジニアを育成するために誕生しました。
サウンドレコーディング技術認定試験により認定されたスキルは、レコーディングエンジニアとしてのスキルだけではなく、音楽制作をおこなうミュージシャンにとっても役に立つものといえるでしょう。
サウンドレコーディング技術認定試験|一般社団法人 日本音楽スタジオ協会団法人
ProTools技術認定試験
ProToolsとは、アメリカのAvid社が設計開発および販売しているDAWソフトウェアで、世界のトッププロのレコーディングになくてはならないものです。
ProTools技術認定試験は合否を判定するものではなく、受験者の修得している技術をA~Eのランク形式で発表する検定試験なので、自分の技術レベルの指針となります。
Pro Tools技術認定試験|一般社団法人 日本音楽スタジオ協会団法人
Ableton認定トレーナー
Ableton Liveは幅広い音楽ジャンルでの制作で活躍しているDAWソフトです。
認定トレーナーになったからといって、就職や出世に直接影響があるわけではないようですが、ご自身の力試しや、DTM講師になるためのきっかけとして挑戦してみてはいかがでしょうか??
また認定トレーナーになれば、Ableton認定トレーナーのオンライン・コミュニティに参加できるそうで、DAWの技術が進んでいる海外の情報にいち早く触れられそうです。
音楽療法士
音楽の力を用いて人と接し、さまざまなケアや支援を提供するのが音楽療法士のお仕事です。
その活動の場は幅広く、医療、福祉、教育などさまざまな現場で活躍しています。
それぞれの現場での専門知識に加え、音楽の知識をかけ合わせる必要があります。